Ubuntu18.04(デスクトップ環境GNOME)でMetaTraderを動かす為の設定方法・手順

ubuntu18-04_gnome Ubuntu VPSの設定方法

このページではUbuntu18.04(GNOME)でFX自動売買(EA)を稼働させる為の設定方法・手順を紹介しています。

デスクトップ環境はGNOME以外にMATEも手順を説明していますのでMATEを使用されたい場合は下記ページをご覧下さい。

 

 

GNOMEよりもMATEの方が動作が軽いのでスペックの低いVPSを使用する場合はMATEの利用をおススメします。(低スペックのVPSでGNOMEを使うとブラウザもMetaTraderも起動できないか直ぐに固まると思います)

また、当サイトではLinux系のVPS(UbuntuやCentOS)でEA(自動売買)を動かす事はおススメしていません。(初期設定が少々面倒なのと使用できないEAがあったりする為)

どうしても毎月のコストを抑えたいという方以外はWindows VPSを利用する事を推奨します。

 

 

また、ここからはUbuntu18.04での設定方法をご案内しています。

VPSサービスによってはUbuntu16.04以前のバージョンしか扱っていない場合があります。

下記ページでUbuntu16.04からUbuntu18.04へアップグレードする手順を説明していますのでUbuntu16.04をご使用の場合はUbuntu18.04へ上げてから再度こちらのページをご覧下さい。

 

 

ターミナルソフトのダウンロード・インストール

まず初めにVPSサーバーに接続する為のターミナルソフトを準備します。

幾つかターミナルソフトがありますが、当サイトではTera Termを使って説明していきます。

下記からTera Termをダウンロードして下さい。

Tera Termダウンロードサイト

 

開いたらダウンロードボタンをクリックします。(ポータブル版ではない方)

tera-term

 

ダウンロード先にTera Termの.exeファイルがあるのでダブルクリックします。

tera-term

 

.exeファイルを開くとセットアップに使う言語の選択画面になるので”日本語”を選択し”OK”をクリックして下さい。

tera-term

 

続いて同意事項の確認になるので”同意する”にチェックを入れて”次へ”をクリックします。

tera-term

 

次はインストールするコンポーネントを選択しますが、分からない場合はそのままで”次へ”をクリックして下さい。

tera-term

 

ユーザーインターフェイスの言語が”日本語”になっているのを確認し”次へ”をクリックします。

tera-term

 

追加タスクを選択しますが、分からなければそのまま”次へ”をクリックして下さい。

tera-term

 

次に”インストール”をクリックします。

tera-term

 

これでTera Termのインストールは完了です。

tera-term

Tera Termの起動・VPSサーバーへのログイン

Tera Termのインストールが終わったらディスクトップ画面にTera Termのショートカットアイコンがある筈ですので開きます。

tera-term

 

Tera Termを開くと下の画面になるので”ホスト(T)”にVPSサービスから割り当てられたIPアドレスを入力し”OK”をクリックします。

tera-term

 

”OK”をクリックするとセキュリティ警告が出ますが、”続行”をクリックし進めます。

tera-term

 

続いては下の画面になりますが少々複雑です。

tera-term

ユーザ名

まずユーザ名ですが、使用するVPSサービスによって違います。

殆どのVPSサービスは”root”になりますが、一部のVPSサービスは異なるので注意して下さい。

これまで実際に確認したユーザ名を下記に纏めました。

ユーザ名 VPSサービス
root ConoHa、カゴヤ、Vultr、Linode、GMOクラウド VPS
ubuntu WebARENA Indigo、さくらのVPS

パスフレーズ

ここは秘密鍵(シークレットキー)を使用する場合は不要なので空欄でOKです。

強制的に秘密鍵を作らされるVPSサービス、秘密鍵でもパスワードでもどちらでも選択可能なVPSサービスがあります。(WebARENA Indigoは秘密鍵でのログインになります)

秘密鍵を使用しない場合は自分で設定したパスワードかVPSサービスから発行されたパスワードを入力して下さい。

認証方式

パスワードでログインする場合はそのまま”ブレインパスワード”にチェックを入れた状態にします。

秘密鍵(シークレットキー)を使ってログインする場合は”RSA/DSA/ECDSA/ED25519鍵を使う”にチェックを入れて、”秘密鍵(K)”のボックス横にあるボタンをクリックして秘密鍵を選択します。

最後に”OK”をクリックすればVPSサーバーへのログインが完了します。

ログインが成功するとこのような画面になります。(VPSサービスによって微妙に異なります)

tera-term

UbuntuでMetaTrader(MT4/5)を動かす為の設定

VPSサーバーにログインしたら、UbuntuでMetaTrader(MT4/5)を動かす為の設定を行なっていきます。

MetaTraderというのは元々Windows用に作られたもので、UbuntuやCentOSなどのLinux系サーバーで使用するにはこの設定が必要になります。

Ubuntu18.04の場合は、30分~1時間程度掛かりますので時間のある時に行なうようにして下さい。

rootユーザーへの切り替え

先ほどのログインの際にユーザ名が”root”だったVPSサービスの場合はこの作業は必要ありません。

WebARENAのような”root”以外のユーザ名だったVPSサービスの場合は行なって下さい。

下記のコマンドをコピー・ペーストしキーボードのEnterを押します。

sudo su
下記のように先頭が”root@”になればOKです。
ubuntu
パスワードを求められる場合があるのでその際はrootパスワードを入力しエンターを押して下さい。
これでrootユーザーへ切り替えが出来たので作業を進めます。
ここからのコマンド作業は直ぐに終わるものもありますが、数分~数十分掛かるものもあります。処理が終わるまで何もせずにお待ち下さい。(途中”Yes””No”などを選択しなければいけない個所があるのでその場合は操作します)一つの処理が終わると最下部が”root@~”の表示になりますのでそうしたら次のコマンドに進んで下さい。

Ubuntuのアップデート

Ubuntuのアップデートを行ないます。

下記コマンドをコピー→ペースト→Enterして下さい。

apt-get update && apt-get upgrade

Do you want to continue? [Y/n]

Ubuntuのアップデート中に”Do you want to continue? [Y/n]”と表示されたらキーボードの「Y」を押して「Enter」キーを押して下さい。

この後も同様に”[Y/n] ”を求められる事があるので全て”Y”を選択して下さい。

Wineのインストール

次にWineというものをインストールしていきます。

WineとはWindowsのアプリケーションなどをLinux上で使用できるようにする為のものです。

WineをインストールしないとUbuntuにMetaTraderをインストールできません。

 

下記のコマンドを1行ずつ実行して下さい。

dpkg --add-architecture i386
wget -nc https://dl.winehq.org/wine-builds/winehq.key
apt install gnupg
apt-key add winehq.key
apt install software-properties-common
apt-add-repository 'deb https://dl.winehq.org/wine-builds/ubuntu/ bionic main'
wget https://download.opensuse.org/repositories/Emulators:/Wine:/Debian/xUbuntu_19.10/Release.key
apt-key add Release.key
apt-add-repository 'deb https://download.opensuse.org/repositories/Emulators:/Wine:/Debian/xUbuntu_18.04/ ./'
apt update
apt install --install-recommends winehq-stable

他のプロセスがaptを使用している旨のエラー

3行目~6行目あたりで下記のエラーが出る場合があります。(他のプロセスがaptを使用しているエラー)

E: Could not get lock /var/lib/dpkg/lock - open (11: Resource temporarily unavailable)
E: Unable to lock the administration directory (/var/lib/dpkg/), is another process using it?

このエラーはサーバー起動直後に起こる事があるようで、強制的に停止させる事も出来ますが、数分待てば終わるのでこのエラーが出た場合は、少し時間を置いてコマンド操作を行なって下さい。

時間を置いてもこのエラーが出る場合は下記コマンドを実行し、再度試してみて下さい。(apt関連のプロセスを停止するコマンド)

killall apt apt-get

Configuring libssl1.1:amd64

5行目か6行目実行中に下記画像のように”Configuring libssl1.1:amd64”と表示される場合があります。(VPSサービスによって出たり出なかったりします)

”パッケージのアップグレード中に確認せずにサービスを再起動しますか?”という内容ですが、恐らくどちらでも問題無いと思いますが私は”Yes”を選択しています。(両方試しましたが結果に違いは見られませんでした)

ubuntu

Do you want to continue? [Y/n]

最終行の途中で”Do you want to continue? [Y/n]”と表示されるので”y”を入力しエンターを押して下さい。

日本語環境にする

今の状態だとUbuntuは英語になっているので日本語表示へ変更します。

下記コマンドを1行ずつ実行して下さい。

apt install -y ibus-mozc
localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE="ja_JP:ja"
source /etc/default/locale
timedatectl set-timezone Asia/Tokyo

本来であればここで日本語表示にする為のコマンド”apt -y install language-pack-ja-base language-pack-ja ibus-mozc”か”apt install language-pack-ja”を実行するのですが、どうしてもシステム全体が日本語にならないので、ここでは日本語パッケージのインストールを行ないません。

GNOMEでログインしてから日本語パッケージのインストールを行ないます。

ここではiBus Mozcのインストール、ロケールとタイムゾーンの変更だけ行なって下さい。

 

次にMozcのキーボードを日本語に変更します。(これを行なわないと英語キーボードのままになってしまいます)

vi /usr/share/ibus/component/mozc.xml

このコマンドを実行するとMozc の設定ファイルを編集できるようになりますが、下の方に<layout>default</layout>という個所があるので、”default””jp”に書き換えて下さい。

キーボードの矢印キーで移動、キーボードの「i」で編集モードに切り替え、キーボードの「Esc」で編集モード終了、最後に「:wq」を入力→Enterキーで編集の保存となります。

デスクトップ環境(GNOME)をインストール

次にデスクトップ環境のGNOMEをインストールします。(1行目)

そして、現在使っているパソコン(Windows)からリモートデスクトップ接続する為にxrdpをインストールします。(2行目)

apt install -y ubuntu-gnome-desktop
apt-get install xrdp

ユーザー名・パスワードの作成と再起動

最後にリモートデスクトップ接続する為のユーザー名とパスワードの設定を行ないます。
下記コマンドを入力→Enterを押して下さい。

adduser ユーザー名

ユーザー名の部分はご自分で決めて下さい。
例)ユーザー名を”meta4”にする場合は”adduser meta4”

エンターを押すとパスワードの設定を求められるのでパスワードを入力しEnterを押して下さい。

確認の為にもう一度パスワード入力を求められるので同じものを入力しEnterを押します。

パスワードが短い・簡単過ぎるとエラーになってしまうので英字と数字を組み合わせた8文字以上で設定する事をおススメします。また、パスワード入力中はターミナル上では何も表示がされませんが気にせず入力しエンターキーを押して下さい。

続いて”Enter the new value, or press ENTER for the default”と表示されますが、全てエンターでスルーして下さい。

全てエンターを押すと”Is the information correct? [Y/n]”と表示されるので”y”を入力→Enterを押して下さい。

Full Name []:←エンター
Room Number []:←エンター
Work Phone []:←エンター
Home Phone []:←エンター
Other []:←エンター
Is the information correct? [Y/n]←"y"を入力しエンター
これで一連のコマンド作業は完了となりますので、この後のリモートデスクトップ接続の手順にお進み下さい。

Ubuntuにリモートデスクトップ接続を行なう

ここからはUbuntuにリモートデスクトップ接続を行ないます。

Windowsに標準装備されているリモートデスクトップ接続アプリを使った説明を行なっていきます。

説明の画像はWindows10になっていますが、Windows8やwindows7もほとんど同じですのでご安心下さい。

ディスクトップ画面左下のWindowsのマークをクリックしアプリ一覧を開く

ディスクトップ画面左下にある窓のマークをクリックしアプリ一覧を開きます。

「W」の項目に”Windowsアクセサリ”があるのでクリックで展開して下さい。

そうすると、リモートデスクトップ接続と書いたアプリがあるのでクリックします。

ubuntu

リモートデスクトップ接続情報の入力(IP・ユーザー名・パスワード)

リモートデスクトップ接続アプリを開くと下の画面が現れるので、コンピューター(C)の欄に各VPSサービスから割り当てられたIPアドレスを入力し接続ボタンをクリックします。

ubuntu-mate

 

次の画面で”このコンピューターへの接続について今後確認しない”にチェックを入れて”はい”をクリックします。

ubuntu-mate

 

続いて下の画面になるので先ほど設定したユーザー名とパスワードを入力し、”OK”をクリックして下さい。

ubuntu-mate

Ubuntu18.04(GNOME)の初期設定

ユーザー名とパスワードが間違っていなければ下の画面になります。

ubuntu18-04_gnome

 

”Authentication is required to create a color managed device”と表示されパスワードの入力を促されますが、”Cancel”をクリックして構いません。

”Cancel”をクリックしたら下の画面が表示されているので画面右上の”Next”をクリックします。

ubuntu18-04_gnome

 

次の画面は下の画像の四角で囲った個所をクリックします。

ubuntu18-04_gnome

 

一番下に”日本語(Mozc)”がある筈なので選択して、右上の”Next”をクリックします。

ubuntu18-04_gnome

 

次の画面は位置情報サービスの設定になるのでオンにする場合はそのまま右上の”Next”をクリックします。

ubuntu18-04_gnome

 

続いてはオンラインアカウントのログイン画面が開くので、ログインする場合は各サービスにログインを行なって下さい。(ログインを行なわない場合は右上の”Skip”をクリック)

ubuntu18-04_gnome

 

最後に”Start Using Ubuntu”をクリックすれば初期設定は完了です。

ubuntu18-04_gnome

言語に日本語を追加する

次にシステム全体を日本語表示にする為、言語に日本語を追加します。

コマンド操作の項目でお話ししましたが、コマンドから日本語パックをインストールすると完全に日本語にならない為ここで日本語を追加します。

まずデスクトップ画面上で右クリック→”Settings”を選択します。

ubuntu18-04_gnome

 

設定画面が開くので画面左メニューの”Region & Language”を選択し”Manage Installed Languages”をクリックします。

ubuntu18-04_gnome

 

言語サポートが開くので”言語のインストールと削除”をクリックして下さい。

ubuntu18-04_gnome

 

インストール可能な言語が表示されるので、その中から”日本語”を探してチェックを入れ、右下の”Apply”をクリックします。

ubuntu18-04_gnome

 

”Apply”をクリックするとパスワード入力画面が現れるので”rootパスワード”を入力し、”Authenticate”をクリックします。

ubuntu18-04_gnome

 

”rootパスワード”を入力するとインストールが始まるので終了するまで暫く待ちます。(数分~十分程度)

ubuntu18-04_gnome

 

インストールが終わると”メニューとウィンドウの言語”の一番下に”日本語”が追加されるので”日本語”をドラッグして一番上に移動して下さい。

ubuntu18-04_gnome

 

”日本語”をドラッグして一番上に移動するとこのようになります。

ubuntu18-04_gnome

 

次に言語サポートのタブを”地域フォーマット”に切り替えて”English(United states)”の部分をクリックし”日本語”を選択します。

ubuntu18-04_gnome

 

終わったらデスクトップ画面右上の電源ボタンをクリックし、現れたメニューでもう一度電源ボタンをクリックします。

ubuntu18-04_gnome

 

次の画面で”Restart”を選択します。

ubuntu18-04_gnome

 

パスワード入力画面が現れるので”rootパスワード”を入力し、”Authenticate”をクリックします。

ubuntu18-04_gnome

 

”Authenticate”をクリックするとOSが再起動するので少し経ってから再度リモートデスクトップ接続を行なって下さい。

システム全体が日本語表示になっている筈です。

日本語入力する場合は画面右上にある”en”をクリックし”日本語(Mozc)”をクリックします。

ubuntu18-04_gnome

 

”en”が”A”に変わったと思いますが、”A”をクリックし”入力モード”→”ひらがな”を選択します。

ubuntu18-04_gnome

 

これで日本語入力が出来るようになった筈です。

画面ロックをオフにする

画面ロックをオフにする方法をお伝えしておきます。

これを行なわないと頻繁にロックされて解除が面倒になってしまいます。

デスクトップ画面で”右クリック→設定”で設定画面を開き、左メニューの”プライバシー”を選択します。

”プライバシー”を開いたら”画面ロック”をクリックして下さい。

ubuntu18-04_gnome

 

”画面ロック”を開くと下の画面が開くので”自動画面ロック”をオフにして下さい。

centos8-gnome

 

次に設定画面左メニューの”電源管理”を選択し、ブランクスクリーンの”5分”と書かれた場所をクリックします。

ubuntu18-04_gnome

 

ブランクスクリーンになる時間を”5分”から”しない”に変更します。

ubuntu18-04_gnome

 

これで画面がロックされなくなります。

もしもこの設定を行なわないでロックされてしまった場合は画面を上にスライドさせるとロックを解除できます。

MetaTrader4/5のダウンロード・インストール

MT4/5のダウンロード・インストールを行ないます。

まず画面左上の”アクティビティ”をクリックし、現れたメニュー内から”Firefox”を起動します。

ubuntu18-04_gnome

 

Firefoxが起動したらアドレスバーに直接入力して検索します。

ubuntu18-04_gnome

 

それぞれ使用する海外FX会社が違うので、使用するFX会社のホームページを検索しMetaTraderをダウンロードしますが、ダウンロード時の注意点があります。

下の画像のように”ファイルを保存する”にチェックを入れて”OK”をクリックして下さい。(”プログラムで開く”からも実行できますが説明の為に一度保存します)

centos7-gnome

 

次にデスクトップ画面に戻り、画面左上の”アクティビティ”をクリックし、現れたメニュー内から”ファイル”を選択します。

ubuntu18-04_gnome

 

ファイルを開いたらダウンロードフォルダを開きます。

centos7-gnome

 

ダウンロードフォルダを開くとDLしたMetaTraderの.exeファイルがあるので右クリックし、”別のアプリケーションで開く”をクリックして下さい。

centos7-gnome

 

次の画面で”Wine Windows プログラムローダー”がある筈なのでダブルクリックします。

ubuntu18-04_gnome

 

MetaTraderのインストールが始まりますが、最初に”Wine Mono インストーラ”と”Wine Gecko インストーラ”が現れるのでインストールを選択して下さい。(何度か現れるので都度インストールを選択します)

ubuntu18-04_gnome

ubuntu18-04_gnome

 

Wine MonoとWine Geckoのインストールが終わるとMetaTraderのインストール画面が現れますが、下の画像のように一部文字化けしている部分があります。

ubuntu18-04_gnome

 

とりあえずこのままMetaTraderのインストールを終わらせて、ログインせずに一旦MetaTraderを閉じて下さい。

MetaTrader4/5の文字化け修正

この文字化けは日本語フォントが入っていない為に発生します。

これを改善する為には、日本語フォントをUbuntuに入れる必要があるのですが、現在使用しているWindowsからフォントをコピーしUbuntuに移します。

まずは使用しているWindowsパソコンキーボードの”Windowsマーク”と”R”キーを同時に押して”ファイル名を指定して実行”画面を表示させて下さい。

次にボックス内に”control fonts”と入力し”OK”をクリックします。

ubuntu

 

フォント一覧が並んでいると思いますがこの中から、”MS ゴシック 標準””Webdings 標準””Wingdings 標準”の3つをコピーします。

ubuntu-mate

 

名前は”Windowsfont”でも何でも良いのでフォルダを作り、この3つのフォントをフォルダへ移動させて下さい。

Ubuntuに転送した時に文字化けするのでフォルダ名は日本語ではなく英字にして下さい。

フォント3つをフォルダへ移動したらzipファイルにします。

やり方は、①該当フォルダを右クリック→②”送る”をクリック→③圧縮(zip形式)フォルダーをクリックでzipファイルが出来上がります。

debian10

 

コピーしたフォント(フォルダ)をUbuntuに移す手段は何でも良いのですが(クラウドに保存、メールの下書き保存など)今回はTera Termを使用した転送方法をご紹介しようと思います。

まずTera TermからVPSサーバーにログインして下さい。

ログインしたら上部メニューの”ファイル”をクリックし”SSH SCP...”を開きます。

debian10

 

すると下記画面が現れます。

debian10

From: ①ボックスの横にあるボタンから先ほど圧縮したzipファイルを選択します。
To: ②送り先であるUbuntu側の保存先を入力します。 例)/home/meta4 ※meta4の部分はユーザー名を入力
Send ③ファイルの選択と送り先の入力が終わったらクリックします。

 

”Send”をクリックしたらリモート接続したUbuntuの”ファイル”を開いてみて下さい。

Windowsで作成したzipファイルが転送されていると思います。

centos7-gnome

Sendをクリックすると”scp:~Permission denied”とエラーが出る場合

このエラーはパーミッションの問題のようですが、VPSサービスによってエラーが出る場合があります。(現時点でこのエラーが確認出来ているのは、WEBARENA IndigoとさくらのVPSのみです)

ubuntu

 

これからこのエラーを改善する方法を説明しますので、エラーが発生していない方はこの後のzipファイルの解凍の項目まで読み飛ばして下さい。

”ファイル”を開きます。

ファイルを開いたら空いているスペースで右クリック→プロパティをクリックして下さい。

ubuntu18-04_gnome

 

プロパティ内の”アクセス権”タブを開き、”フォルダー内のすべてのファイルの権限を変更する”をクリックします。

ubuntu18-04_gnome

 

”その他”にある”フォルダーのアクセス権”を”アクセスのみ”から”作成と削除”に変更し、右上の”変更”をクリックします。

ubuntu18-04_gnome

 

これでTera Termの”SSH SCP...”から転送が可能になります。

Tera TermでUbuntuへ転送が成功した場合はここから続きをご覧下さい。

続いてzipファイルを解凍します。

解答したいzipファイルを右クリックして”ここで展開する”を選択します。

centos8-gnome

 

”ここで展開する”をクリックすると下記のようにzipフォルダが解凍されていると思いますので確認して下さい。

centos8-gnome

 

解凍したフォルダ内にあるWindowsからコピーしたフォント3種類をまとめてコピーします。

centos7-gnome

 

コピーしたら一つ上の”ホーム”に戻り、右上にある三本線をクリック→”隠しファイルを表示する”にチェックを入れます。

centos7-gnome

 

隠しファイルが表示されるようになると”.wine”と書いたフォルダが現れるので開いて下さい。

centos7-gnome

 

次はdrive_cを開いて下さい。

centos7-gnome

 

次はwindowsを開いて下さい。

centos7-gnome

 

最後にFontsを開いて下さい。

centos7-gnome

 

Fontsフォルダを開くと何も無い状態ですが、ここに先程コピーしたフォントを貼り付けて下さい。

Fontsフォルダに移動するとこのような状態になります。

centos7-gnome

 

これでフォント関連の作業は完了しましたので一度再起動を行ないます。

ディスクトップ画面右上の電源ボタンをクリックし、現れた画面でまた電源ボタンをクリックします。

ubuntu18-04_gnome

 

次の画面で”Restart”を選択します。

ubuntu18-04_gnome

 

パスワード入力画面が現れるので”rootパスワード”を入力し、”Authenticate”をクリックします。

ubuntu18-04_gnome

 

”Authenticate”をクリックするとOSが再起動するので少し経ってから再度リモートデスクトップ接続を行なって下さい。

再起動後はMetatraderを開いても文字化けは無くなっている筈です。

お気づきかと思いますが、Ubuntu18.04のGNOMEではデスクトップ画面にアプリのアイコンなどは全く表示されません。

画面左上の”アクティビティ”からアプリケーションを開く事になりますが、インストールしたMetaTraderの開き方を紹介しておきます。

”アクティビティ”をクリックし、左メニューの一番下のアイコンをクリックします。

ubuntu18-04_gnome

 

一番下のアイコンを開いたら画面下に”すべて”とあるのでクリックします。

ubuntu18-04_gnome

 

”すべて”をクリックすると使用出来るアプリケーション一覧が現れるので、ここからインストールしたMetaTrader4/5を起動して下さい。

ubuntu18-04_gnome

 

これで問題なくUbuntu上でMetatraderを稼働させる事ができると思いますが、初めに書いた通り、EAによってはUbuntu上で動作しないものもあります。

EAが正常に動作しない場合はWindows VPSを使う、スペック不足ならLinux VPS(Ubuntu)のスペックを上げて使用するようにして下さい。

GNOMEはそれなりに動作が重いので、ある程度のスペックがないとMetaTraderもブラウザも起動できない可能性がありますので注意して下さい。

各VPSサービスの最安値プランでGNOMEは少々厳しいかもしれませんので、時間課金のVPSでご自分の環境だとどうなのか試してから本稼働を行なって下さい。

頻繁に”認証が要求されました”と表示される場合

Ubuntu18.04のGNOMEはバグで頻繁に”認証が要求されました”と表示されますが”Authentication required to refresh the system repositories”の場合は、毎回rootパスワードを入力する必要はありません。

centos8-gnome

 

”キャンセル”をクリックすればスルー出来ます。

再起動時の”認証が要求されました”はrootパスワードを入力しなければいけません

 

それではこの辺でUbuntu18.04(GNOME)でFX自動売買(EA)を動かす為の設定方法・手順の説明を終わりたいと思います。

最後までご覧頂きありがとうございました。

自動売買が可能なおススメの海外FX会社(業者)

当サイト内にてMT4/5が使えるおススメの海外FX会社のスペックや口座開設方法を細かく説明していますのでまだFX口座をお持ちでない方、他の海外FX会社の口座を開設したい方は是非参考にして頂きたいと思います。

 

タイトルとURLをコピーしました