このページではVPSサービスのWinserver(ウィンサーバー)でMT4/5によるFX自動売買(EA)を稼働させる方法を画像付きで詳しく紹介しています。
初心者の方でも分かるように説明しているので是非参考にして下さい。
Winserverのプラン比較
まず初めにWinserverのプランを紹介します。
WinserverにはHDDプランとSSDプランがありますが、どちらも料金は変わりませんのでSSDプランのみをご紹介します。(上位プランを使う方は少ないと思うので下位5プランだけ紹介します)
※SSDプランとHDDプランはコア数・メモリ・料金は全く同じですが、ディスク容量だけHDDプランの方が多くなっています。
項目 | VPS23-1G | VPS23-2G | VPS23-4G | VPS23-6G | VPS23-8G |
---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | ||||
月額料金 | 1,045円~ | 2,090円~ | 3,850円~ | 6,160円~ | 8,250円~ |
CPU | 3コア | 4コア | 6コア | 7コア | 9コア |
メモリ | 1GB | 2GB | 4GB | 6GB | 8GB |
ディスク | 120GB | 150GB | 250GB | 400GB | 550GB |
リージョン | 大阪 | ||||
OSバージョン | Windows Server 2022,2019,2016 | ||||
最低利用期間 | 3ヵ月 | ||||
無料お試し | 2週間 | なし |
※2024年03月05日時点の料金・スペックになります。
幾つのメタトレーダーを使用し、幾つのEAを稼働させるのかによってプランを選択しなければいけません。
どのプランが良いか分からない方は、まずは一番下のVPS21-1Gプランから始めた方が良いでしょう。
Winserverでは途中でプランアップが可能です。(プランダウンは不可)
自動売買でしか使用しない場合はコア数とディスク容量は問題ないと思いますが、メモリだけ1GBだと足りない可能性があります。
その際には1つ上のVPS21-2Gプランにアップグレードすれば良いでしょう。
少なくともMT4/5を一つ稼働させる程度ならVPS21-1Gプランで十分です。
MT4/5を3つ4つ同時稼働になってくると厳しいかもしれませんが、1~2個程度ならSSD1902-1Gプランで問題ない筈です。(下位3プランは2週間の無料お試しがあるので一度使用して確かめてみて下さい)
それでは次にWinserverの登録方法をご案内していきます。
Winserverの登録方法・手順
まず初めに下記のリンクボタンからWinserver公式サイトを開いて下さい。
Winserver公式サイトを開いたら「VPS」をクリックします。
サーバープランの選択
次はHDDプランとSSDプランの選択画面が現れるので希望の方をクリックして下さい。(SSDがお勧め)
プラン選択画面が開くのでご希望のプランを選択します。
プランを選択するとオプション選択画面が開きますのでOSを選択して下さい。(2012、2016、2019から選べます)
その下のオプションは必要無ければそのままで一番下の「次へ」をクリックします。
個人情報の入力
続いて個人情報の入力画面が開くので必要事項を入力・選択していきます。
項目 | 説明 |
お名前 | 契約者の氏名を入力します。 |
会社名 | 個人で契約する場合は空欄でOKです。 |
郵便番号 | 自宅住所の郵便番号を半角数字で入力します。 |
都道府県と市町村 | 都道府県名と市町村名を入力します。 (郵便番号を入力し、横にある住所補完をクリックすると自動入力されます) |
番地 | 市町村名以降の住所を入力します。 |
建物と部屋番号 | マンションやアパートにお住いの場合は名称と部屋番号を入力します。 |
TEL | 電話番号を半角数字で入力します。 |
メールアドレス | 登録するメールアドレスを入力します。 |
メールアドレス の再確認 |
もう一度メールアドレスを入力します。 |
代理店コード | 空欄でOKです。 |
備考 | 特に何も無ければ空欄でOKです。 |
請求書希望 | 請求書を希望する場合は「する」にチェックを入れます。 |
お支払い方法 | クレジット決済・銀行振込・口座振替から選択します。 |
次へ | 全ての入力・選択が終わったらクリックします。 |
次へをクリックすると規約の同意画面が現れるので「同意」をクリックします。
同意をクリックするとこれまで選択して来たプランや個人情報を確認できるので間違いが無ければ「申し込む」ボタンをクリックして下さい。
申込みが完了すると下の画面になるのでサーバー設定が完了するまでお待ちください。(銀行振込・口座振替を選択した方は手続きを進めて下さい)
メールの確認
サーバー設定が完了するとメールが2通送られてきます。
1.▽ウィンサーバーサービス開始のお知らせ▽
このメールにはログイン情報などが書かれたファイルが添付されているのでダウンロードして下さい。
2.[password] ▽ウィンサーバーサービス開始のお知らせ▽
このメールには1通目のメールに添付されているファイルを開く為のパスワードが記載されています。
このパスワードを使ってファイルを開いて下さい。
ファイルを開くと下記のような内容になっていますが、IPアドレス・管理者ID・パスワードをこれから使用するので覚えておいて下さい。
Windowsサーバーへリモート接続を行なう
続いてWindowsServerへリモート接続します。
手順については下記ページに纏めましたのでご覧下さい。
MetaTrader4/5のダウンロードとインストール方法・手順
海外FX会社毎のMT4/5のダウンロード方法やMetaTraderのログイン情報の調べ方などを説明しています。
海外FX会社によってMT4/5のダウンロード方法やMetaTraderのログイン情報の調べ方が異なりますので参考にして下さい。
VPSへの自動ログオン・MT4/5の自動起動設定
この部分はVPSで自動売買を稼働させる上で絶対に必要という訳ではありませんが、やっておいた方が良い設定になります。
予期せぬ場合にサーバーが再起動してしまった場合、サーバーは自動でログオンを行ないませんので、ユーザーが手動でリモート接続を行なってログオンを行なうか、この自動ログオン設定を行なうかしない限りMT4/5は動き出しません。
また、自動ログオン設定を行なっていてもMT4/5が起動しなければ自動売買は当然動きません。
このWindowsサーバーへのログオン→MT4/5の起動を全て自動で行う設定手順を下記ページに纏めていますので参考にして設定を行なってみて下さい。
Winserverのレイテンシー(遅延速度)
Winserverのレイテンシ(遅延速度)を計測しました。
計測にはLatencyEAを使用しています。(7日間間稼働させた結果です)
計測に使用したプランは一番下の「SSD1902-1G」になります。
東京にメインサーバーのある海外FX会社3社(AXIORY、LandFX、TradersTrust)のメタトレーダーを使用して計測しました。
また、比較のためにMetaTrader画面右下のサーバーステータスに表示されているレイテンシ(PING値)の数値も載せておきます。
※LatencyEAは実際に注文を出して遅延速度を計測するEAです。
LandFX(MT4)
計測方法 | 平均遅延速度 | 最小遅延速度 | 最大遅延速度 |
LatencyEA (24時間稼働) |
91 ms | 47 ms | 344 ms |
サーバー ステータス |
8.88 ms |
AXIORY(MT4)
計測方法 | 平均遅延速度 | 最小遅延速度 | 最大遅延速度 |
LatencyEA (24時間稼働) |
153 ms | 78 ms | 6,547 ms |
サーバー ステータス |
9.73 ms |
TradersTrust(MT4)
計測方法 | 平均遅延速度 | 最小遅延速度 | 最大遅延速度 |
LatencyEA (24時間稼働) |
98 ms | 62 ms | 438 ms |
サーバー ステータス |
8.61 ms |
Winserverまとめ
WinserverのWindows VPSはHDDとSSDがありますが、値段・スペックが同じなのでSSDをおススメします。(ディスク容量だけHDDの方が多くなっています)
Winserverは一番安いプランが1,045円~とかなりお得になっています。
メモリは1GBではありますが、使用してみた感じだと他社の同価格帯と比べても快適に使えました。
一点だけ注意して下さい。最低利用期間が3ヵ月になっています。
間違いなく3ヵ月使用するという場合はおススメしますが、ちょっとだけ使いたいという場合はConoHaやVultrなどの1時間単位で契約するVPSサービスの方が良いと思います。
下位3プランは2週間の無料お試しが出来るので是非一度利用してみて下さい。
自動売買が可能なおススメの海外FX会社(業者)
当サイト内にてMT4/5が使えるおススメの海外FX会社のスペックや口座開設方法を細かく説明していますのでまだFX口座をお持ちでない方、他の海外FX会社の口座を開設したい方は是非参考にして頂きたいと思います。