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Ubuntu20.04(デスクトップ環境MATE)でFX自動売買(EA)を動かす為の設定方法・手順

Ubuntu18.04(デスクトップ環境MATE)でFX自動売買(EA)を動かす為の設定方法・手順 Ubuntu VPSの設定方法

このページではUbuntu20.04(Linux)でFX自動売買(EA)を稼働させる為の設定方法・手順を紹介しています。

既にUbuntuが使えるVPSサービスを契約している方を対象として説明します。

まだUbuntuが使えるVPSサービスを契約していない方はVPSサービスの登録・契約手順などを当サイト内で詳しく説明しているので参考にして下さい。

また、当サイトではLinux系のVPS(UbuntuやCentOS)でEA(自動売買)を動かす事はおススメしていません。(初期設定が少々面倒なのと使用できないEAがあったりする為)

どうしても毎月のコストを抑えたいという方以外はWindows VPSを利用する事を推奨します。

 

Ubuntu20.04が利用出来るサーバー会社一覧

初めにUbuntu20.04が利用出来るサーバー会社と最安値プランを紹介します。

UbuntuはDebianと比べると動作が重いので最安値プランだと厳しいサーバー会社もあるかもしれません。

MetaTrader単体(一つ)だけなら恐らく最低限は動作すると思いますが、メタトレーダーの稼働に加えてブラウザを開いたりすると固まってしまう会社もありましたので注意して下さい。(デスクトップがMATEなら恐らく大丈夫)

VPSサービス名 初期費用 月額料金 時間料金 CPU メモリ ディスク容量 契約方法
WebARENA Indigo 0円 449円 0.7円 1コア 1GB 20GB 契約手順
Vultr 0円 $5 $0.007 1コア 1GB 25GB 契約手順
ConoHa 0円 750円 1.3円 1コア 512MB 30GB 契約手順
Xserver VPS
0円 830円 ※1 - 3コア 2GB 50GB 契約手順
さくらのVPS 0円 590円 - 2コア 512MB 25GB 契約手順
Linode 0円 $5 $0.0075 1コア 1GB 25GB 契約手順
GMOクラウド VPS 0円 620円 - 1コア 512MB 20GB 契約手順
DigitalOcean
0円 $6 $0.009 1コア 1GB 25GB 契約手順
UpCloud
0円 €7 €0.01 1コア 1GB 25GB 契約手順
KAGOYA 0円 550円 20円 ※2 1コア 1GB 25GB 契約手順

料金やスペックは2024年03月16日現在のものです。
※1 Xserver VPSの価格表示は通常料金です。随時キャンペーンを行なっているので現在の価格は公式サイトをご覧ください。
※2 カゴヤは時間料金ではなく一日の料金です。

 

ターミナルソフトのダウンロード・インストール

ターミナルソフトのダウンロード・インストール

まず初めにVPSサーバーに接続する為のターミナルソフトを準備します。

幾つかターミナルソフトがありますが、当サイトではTera Termを使って説明していきます。

下記からTera Termをダウンロードして下さい。

Tera Termダウンロードサイト

 

開いたら「窓の杜からダウンロード」をクリックし.exeファイルを保存して下さい。(ポータブル版ではない方)

 

保存先にTera Termの.exeファイルがあると思うのでダブルクリックで開きます。

Tera Termの.exeファイル

 

.exeファイルを開くとセットアップに使う言語の選択画面が現れるので「日本語」を選んで「OK」をクリックします。

 

続いては同意事項の確認となりますので「同意する」にチェックを入れて「次へ」をクリックです。

 

次はインストールするコンポーネントの選択ですが、分からない場合はそのまま「次へ」をクリックで進めて下さい。

 

次はユーザーインターフェイスの言語が「日本語」になっている思うのでそのまま「次へ」をクリックです。

 

次は追加タスクの選択ですが、分からない場合はそのまま「次へ」をクリックします。

 

次のページはそのまま「インストール」をクリックです。

 

これでTera Termのインストールは完了となります。

 

Tera Termの起動・VPSサーバーへのログイン

Tera Termの起動・VPSサーバーへのログイン

Tera Termのインストールが完了したらデスクトップ画面にTera Termのショートカットアイコンがあると思うので起動します。

Tera Term-ショートカットアイコン

 

Tera Termを開くと下の画面になると思うので「ホスト(T)」のボックスにVPSサービスから割り当てられたIPアドレスを入力して「OK」をクリックして下さい。

 

「OK」をクリックするとセキュリティ警告が現れますが、「続行」をクリックします。

 

続いてはユーザー名とパスフレーズの入力(秘密鍵の選択)になります。

ユーザ名

まずユーザ名ですが、使用するVPSサービスによって違います。

殆どのVPSサービスは「root」になりますが、一部のVPSサービスは異なるので注意して下さい。

これまで実際に確認したユーザ名を下記に纏めました。

パスフレーズ

ここは秘密鍵(シークレットキー)を使用する場合は不要なので空欄でOKです。

強制的に秘密鍵を作らされるVPSサービス、秘密鍵でもパスワードでもどちらでも選択可能なVPSサービスがあります。(WebARENA Indigoは秘密鍵でのログインになります)

秘密鍵を使用しない場合は自分で設定したパスワードかVPSサービスから発行されたパスワードを入力して下さい。

認証方式

パスワードでログインする場合はそのまま「ブレインパスワード」にチェックを入れた状態にします。

秘密鍵(シークレットキー)を使ってログインする場合は「RSA/DSA/ECDSA/ED25519鍵を使う」にチェックを入れて、「秘密鍵(K)」のボックス横にあるボタンをクリックして秘密鍵を選択します。

最後に「OK」をクリックすればVPSサーバーへのログインが完了します。

ログインが成功するとこのような画面になります。(VPSサービスによって微妙に異なります)

 

Ubuntu20.04でMetaTrader(MT4/5)を動かす為のコマンド操作

Ubuntu20.04でMetaTrader(MT4/5)を動かす為のコマンド操作

VPSサーバーにログインしたら、UbuntuでMetaTrader(MT4/5)を動かす為の設定を行なっていきます。

MetaTraderというのは元々Windows用に作られたもので、UbuntuやDebianなどのLinux系サーバーで使用するにはこの設定が必要になります。

Ubuntu20.04の場合は、30分程度掛かりますので時間のある時に行なうようにして下さい。

 

rootユーザーへの切り替え

先ほどのログインの際にユーザ名が「root」だったVPSサービスの場合はこの作業は必要ありません。

WebARENA indigoのような「root」以外のユーザ名だったVPSサービスの場合は行なって下さい。

下記のコマンドをコピー・ペーストしキーボードのEnterを押します。(コードボックス右上のコピーボタンでコピーできます)

sudo su

 

下記のように先頭が「root@」になればOKです。

 

パスワードを求められる場合があるのでその際はrootパスワードを入力しエンターを押して下さい。
これでrootユーザーへ切り替えが出来たので作業を進めます。
ここからのコマンド作業は直ぐに終わるものもありますが、数分~数十分掛かるものもあります。処理が終わるまで何もせずにお待ち下さい。(途中「Yes」「No」などを選択しなければいけない個所があるのでその場合は操作します)一つの処理が終わると最下部が「root@~」の表示になりますのでそうしたら次のコマンドに進んで下さい。

 

Ubuntuのアップデート

Ubuntuのアップデートを行ないます。

apt-get update && apt-get upgrade

 

Wineのインストール

次にWineというものをインストールしていきます。

WineとはWindowsのアプリケーションなどをLinux上で使用できるようにする為のものです。

dpkg --add-architecture i386 && mkdir -pm755 /etc/apt/keyrings && wget -O /etc/apt/keyrings/winehq-archive.key https://dl.winehq.org/wine-builds/winehq.key && wget -NP /etc/apt/sources.list.d/ https://dl.winehq.org/wine-builds/ubuntu/dists/focal/winehq-focal.sources && apt update && apt install --install-recommends winehq-stable

 

日本語環境にする

今の状態だとUbuntuは英語になっているので日本語環境へ変更します。

1つ目は日本語パッケージのインストール、2つ目はlocaleの変更、3つ目はlocale変更の更新、4つ目はタイムゾーンの変更となります。

apt -y install language-pack-ja-base language-pack-ja ibus-mozc && localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE="ja_JP:ja" && source /etc/default/locale && timedatectl set-timezone Asia/Tokyo

 

デスクトップ環境(Ubuntu Mate)をインストール

次に現在使っているパソコン(Windows)からリモートデスクトップ接続する為にxrdpとUbuntu Mateというものをインストールします。

apt-get install xrdp && apt install tasksel && tasksel

3つ目の「tasksel」を実行すると下の画面になるので、キーボードの「↓」を押して「Ubuntu MATE desktop」を探します。

Ubuntu-tasksel(Ubuntu MATE desktopの選択)

 

「Ubuntu MATE desktop」の上でキーボードの「スペースキー」を押してチェックを入れてキーボードの「Enterキー」を押して下さい。

そうするとUbuntu MATEのインストールが始まりますので、終わるまで数分~10分程度待ちます。

Ubuntu MATEのインストール

 

ufwのインストールとポート3389の開放

このコマンドが必要なサーバー会社と必要のないサーバー会社があります。

現時点でVultrとConohaはこのコマンドが必要です。

apt -y install ufw && ufw allow 3389

 

ユーザー名・パスワードの作成と再起動

最後にリモートデスクトップ接続する為のユーザー名とパスワードの設定を行ないます。
下記コマンドを実行して下さい。

adduser ユーザー名

ユーザー名の部分はご自分で決めて下さい。
例)ユーザー名を「meta4」にする場合は「adduser meta4」

 

エンターを押すとパスワードの設定を求められるのでパスワードを入力しEnterを押して下さい。

確認の為にもう一度パスワード入力を求められるので同じものを入力しEnterを押します。

パスワードが短い・簡単過ぎるとエラーになってしまうので英字と数字を組み合わせた8文字以上で設定する事をおススメします。また、パスワード入力中はターミナル上では何も表示がされませんが気にせず入力しエンターキーを押して下さい。

 

続いて「Enter the new value, or press ENTER for the default」と表示されますが、全てエンターでスルーして下さい。

全てエンターを押すと”Is the information correct? [Y/n]”と表示されるので「y」を入力→Enterを押して下さい。

Full Name []:←エンター
Room Number []:←エンター
Work Phone []:←エンター
Home Phone []:←エンター
Other []:←エンター
Is the information correct? [Y/n]←「y」を入力しエンター

次に今作成したユーザー名に管理者権限を付与します。

gpasswd -a ユーザー名 sudo

例)ユーザー名「meta4」の場合は「gpasswd -a meta4 sudo」

 

これで一連の作業は完了となりますので最後に下記コマンドを入力しEnterを押して再起動します。

reboot

 

Ubuntuにリモートデスクトップ接続を行なう

Ubuntuにリモートデスクトップ接続を行なう

ここからはUbuntuにリモートデスクトップ接続を行ないます。

Windowsに標準装備されているリモートデスクトップ接続アプリを使った説明を行なっていきます。

デスクトップ画面左下のWindowsのマークを右クリックし「ファイル名を指定して実行」を開く

デスクトップ画面左下にある窓のマークを右クリックし「ファイル名を指定して実行」を開きます。

ファイル名を指定して実行が開いたら検索ボックスに「mstsc」と入力し「OK」をクリックします。

リモートデスクトップ接続情報の入力(IP・ユーザー名・パスワード)

リモートデスクトップ接続アプリを開くと下の画面が現れるので、コンピューター(C)の欄に各VPSサービスから割り当てられたIPアドレスを入力し接続ボタンをクリックして下さい。

 

次の画面で「このコンピューターへの接続について今後確認しない」にチェックを入れて「はい」をクリックします。

 

続いて下の画面になるので先ほど設定したユーザー名とパスワードを入力し、「OK」をクリックして下さい。

 

ユーザー名とパスワードが間違っていなければ下の画面が開きます。

 

Ubuntu20.04(MATE)の初期設定

Ubuntu20.04(MATE)の初期設定

日本語入力に変更する

デスクトップ画面右上の「JA」をクリックし「日本語-Mozc」を選択します。

デスクトップ画面右上の「JA」をクリックし「日本語-Mozc」を選択

 

もう一度同じ場所をクリックし今度は「入力モード」から「ひらがな」を選択します。

「入力モード」から「ひらがな」を選択

 

これで日本語入力が可能になります。

 

スクリーンセーバーとロックをオフにする

画面がスリープ・ロックしないようにする設定を説明していきます。

デスクトップ画面上部の「メニュー」をクリックし、検索窓に「スクリーンセーバー」と入力し「スクリーンセーバーの設定」を開きます。

検索窓に「スクリーンセーバー」と入力し「スクリーンセーバーの設定」を開きます。

 

スクリーンセーバーのテーマを開いたら「アイドル状態になったらスクリーンセーバーを起動する」と「スクリーンセーバーを起動したら画面をロックする」のチェックを外します。

「アイドル状態になったらスクリーンセーバーを起動する」と「スクリーンセーバーを起動したら画面をロックする」のチェックを外します

 

これでスクリーンセーバーの起動と画面ロックがオフになりました。

完全な日本語表示にする

今の状態でもほぼ日本語表示になっていますが、不具合なのか下記画像のように一部日本語になっていない部分があるので修正を行ないます。

 

デスクトップ画面上部の「メニュー」をクリックし、検索窓に「言語」と入力し「言語サポート」を開きます。

検索窓に「言語」と入力し「言語サポート」を開きます。

 

「言語サポート」を開いたら「言語のインストールと削除」をクリックします。

「言語サポート」を開いたら「言語のインストールと削除」をクリック

 

次に画面下部にある「日本語」を見付けチェックを外し「Apply」をクリックし一度日本語をアンインストールします。

「日本語」を見付けチェックを外し「Apply」をクリック

 

アンインストールが完了したら再度「言語のインストールと削除」をクリックします。

再度「言語のインストールと削除」をクリック

 

今度は「日本語」にチェックを入れて「Apply」をクリックし日本語をインストールします。

日本語をインストール

 

インストールが完了後に再起動で完全な日本語になっている筈です。

 

「システムプログラムの問題が見つかりました」を非表示にする

Ubuntuにログインすると「システムプログラムの問題が見つかりました」と何度も表示される場合があります。

 

毎回処理を行なうのは面倒なのでコマンド操作で削除(非表示)します。

sudo rm /var/crash/*

これで表示されなくなる筈です。

 

MetaTrader4/5のダウンロード・インストール

MetaTrader4/5のダウンロード・インストール

MT4/5のダウンロード・インストールを行なっていきます。

接続元パソコンから「MetaTraderの.exeファイル」を転送する方法

接続元パソコンからMetaTraderの.exeファイルを転送する方法を紹介します。

Tera Termを使うのでログインして下さい。

ログインしたら上部メニューの「ファイル」をクリックし「SSH SCP...」を開きます。

 

SSH SCP...を開いたら転送するファイルの選択と転送先を指定します。

手順の説明

項目 説明
From: ボックスの横にあるボタンから転送したい「MetaTraderの.exeファイル」を選択します。
To: 送り先であるDebian側の保存先を入力します。
例)/home/meta4 ※meta4の部分はユーザー名を入力
Send ファイルの選択と送り先の入力が終わったらクリックします。

 

「Send」をクリックしたらリモート接続したUbuntuの「ホーム」を開いて下さい。

MetaTraderの.exeファイルが転送されている筈です。

次にMetaTraderの.exeファイルを右クリックし、「Wine Windowsプログラムローダーで開く」をクリックして下さい。

 

MetaTraderのインストールが始まりますが、最初に「Wine Mono インストーラ」が現れるのでインストールを選択して下さい。

 

MetaTraderのインストールを始めると、下の画像のように一部文字化けしている部分があります。

 

これからこれを改善していきます。(とりあえず一度MT4/5のインストールを終わらせて下さい)

 

MetaTrader4/5の文字化け修正

MetaTrader4/5の文字化け修正

この方法はWindowsのライセンス違反に該当する可能性があるので自己責任で行なって下さい。
フォントをコピーせずMetaTraderを「英語」で使用する事をおすすめします。

この文字化けは日本語フォントが入っていない為に発生します。

これを改善する為には、日本語フォントをUbuntuに入れる必要があるのですが、現在ご使用のWindowsからフォントをコピーしUbuntuに移します。

まず使用しているWindowsパソコンキーボードの「Windowsマーク」と「R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」画面を表示させます。

そしてボックス内に「control fonts」と入力し「OK」をクリックします。

Ubuntu MATE-control fonts

 

フォント一覧が並んでいると思いますがこの中から、「MS ゴシック 標準」「Webdings 標準」「Wingdings 標準」の3つをコピーします。

Ubuntu MATE-フォントをWindowsからコピー

 

名前は「Windowsfont」でも何でも良いのでフォルダを作り、この3つのフォントをフォルダへ移動て下さい。

Ubuntuに転送した時に文字化けするのでフォルダ名は日本語ではなく英字にして下さい。

フォント3つをフォルダへ移動したらzipファイルにします。

やり方は、①該当フォルダを右クリック→②「送る」をクリック→③圧縮(zip形式)フォルダーをクリックでzipファイルが出来上がります。

Ubuntu MATE-フォントフォルダを圧縮する

 

コピーしたフォント(フォルダ)をUbuntuに移す手段は何でも良いのですが(クラウドに保存、メールの下書き保存など)今回はTera Termを使用した転送方法をご紹介しようと思います。

まずTera TermからVPSサーバーにログインして下さい。

ログインしたら上部メニューの「ファイル」をクリックし「SSH SCP...」を開きます。

 

SSH SCP...を開いたら転送するファイルの選択と転送先を指定します。

手順の説明

項目 説明
From: ボックスの横にあるボタンから先ほどzipファイルにしたフォルダを選択します。
To: 送り先であるUbuntu側の保存先を入力します。
例)/home/meta4 ※meta4の部分はユーザー名を入力
Send ファイルの選択と送り先の入力が終わったらクリックします。

 

Sendをクリックしたらリモート接続したUbuntuの「”ユーザー名”のホーム」を開いてみて下さい。

Windowsで作成したzipファイルが転送されていると思います。

Sendをクリックすると「scp:~Permission denied」とエラーが出る場合

このエラーはパーミッションの問題のようですが、VPSサービスによってエラーが出る場合があります。(現時点でこのエラーが確認出来ているのは、WEBARENA Indigoのみです)

Ubuntu MATE-scp:~Permission denied

 

これからこのエラーを改善する方法を説明しますので、エラーが発生していない方はこの後のzipファイルの解凍の項目まで読み飛ばして下さい。

まずUbuntuにリモートデスクトップ接続し、「”ユーザー名”のホーム」を開きます。

ホームを開いたら空いているスペースで右クリック→プロパティをクリックします。

 

プロパティ内の「アクセス権」タブを開き「その他」にある「フォルダーのアクセス権」を「作成と削除」に変更し、下にある「これらの権限をフォルダー内のすべてのファイルに適用する」をクリックします。

 

これでTera Termの「SSH SCP...」から転送が可能になります。

Tera TermでUbuntuへ転送が成功した場合はここから続きをご覧下さい。

続いてzipファイルを解凍します。

解凍したいフォルダを右クリックし、「ここに展開する」をクリックします。

 

「ここに展開する」をクリックすると下記のようにzipフォルダが解凍されている筈ですので確認して下さい。

 

解凍したフォルダを開き、3種類のフォントをまとめてコピーして下さい。

 

コピーしたら前の画面(ホーム)に戻り、画面上部メニューの「表示」をクリックし、「隠しファイルを表示する」をクリックします。

 

隠しファイルが表示されるようになるので、「.wine」と書いたフォルダを開きます。

 

次は「drive_c」フォルダを開きます。

 

次は「windows」フォルダを開きます。

 

続いて「Fonts」フォルダを開きます。

 

Fontsフォルダを開くと何も無い状態だと思いますが、ここに先ほどコピーしたフォント3種類を貼り付けて下さい。

Fontsフォルダに移動するとこのような状態になります。

 

これでフォント関連の作業は完了しましたので一度再起動を行ないます。

デスクトップ画面右上の歯車マークをクリックし「ログアウト...」をクリックして下さい。

 

次の画面で「ログアウト」をクリックすると再起動するので少し経ってから再びリモートデスクトップ接続を行なって下さい。

 

再起動後にMetatraderを開くと文字化けは無くなっていると思います。

 

フォントを移行せず英語でメタトレーダーを使う場合

文字化けしている為、どこで言語を変えるか分かりづらいと思うので説明します。

画面上部メニュー左から2番目をクリックし現れたメニューの一番上をクリックで言語を選択できます。

言語変更後、MetaTraderを再起動で言語が変わっている筈です。

Windowsからフォントを移植するとライセンス違反になる可能性があるので英語で使用する事をおすすめします。

 

Ubuntu(MATE)でアプリを自動起動する設定

Ubuntu(MATE)でアプリを自動起動する設定

Ubuntuの起動と同時にアプリを自動起動する方法を紹介します。

まず最初にデスクトップにある自動起動したいアプリを右クリックし「プロパティ」を開きます。

 

プロパティを開いたら「コマンド」をコピーして下さい。

 

コマンドのコピーが終わったらプロパティを閉じて、画面上部の「メニュー」をクリックし、検索窓に「自動起動」と「自動起動するアプリ」を開きます。

 

自動起動するアプリの設定画面が開きますので「+追加」をクリックして下さい。

 

「+Add」を開くと自動起動するアプリの追加画面が現れるので必要事項を入力します。

記入方法の説明

 

項目 説明
名前(N) 任意なので好きな名前を設定して下さい。
コマンド(M) 先程コピーしたコマンドを貼り付けます。
説明(E) 特に必要ないので空欄で結構です。
間隔(D) 特に必要ないので空欄で結構です。
+追加 名前とコマンドを入力したらクリックします。

 

これで自動起動の設定が完了しましたので再起動しアプリが自動起動するか確認して下さい。

 

Ubuntu20.04(MATE)の自動ログイン設定

MetaTraderの自動起動設定を行なってもOSが再起動された場合、OSにログインしなければいつまで経ってもメタトレーダーは動き出しません。

「OS再起動」→「OS自動ログイン」→「MetaTrader自動起動」という流れでようやくメタトレーダーが稼働します。

OSに自動ログインする方法を下記ページで説明していますので参考にしてください。

Ubuntu/Debian VPS(デスクトップ環境GNOME/MATE)で自動ログインする為の設定方法・手順
Ubuntu・Debian(デスクトップ環境GNOME/MATE)で自動ログインする為の設定方法・手順を説明しています。

 

それではこの辺でUbuntu20.04(VPS)でFX自動売買(EA)を動かす為の設定方法・手順の説明を終わります。

最後までご覧頂きありがとうございました。

 

自動売買が可能なおススメの海外FX会社(業者)

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当サイト内にてMT4/5が使えるおススメの海外FX会社のスペックや口座開設方法を細かく説明していますのでまだFX口座をお持ちでない方、他の海外FX会社の口座を開設したい方は是非参考にして頂きたいと思います。

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