このページではVPSサービスのシンクラウドデスクトップ for FXでMT4/5によるFX自動売買(EA)を稼働させる方法を画像付きで詳しく紹介しています。
初心者の方でも分かるように説明しているので是非参考にして下さい。
シンクラウドデスクトップ for FXのプラン比較
シンクラウドデスクトップ for FXのプランを紹介します。
幾つのメタトレーダー4/5(MT4/5)を同時に稼働させるか、また幾つのEAを同時に動かすのかによって選ぶVPSのスペックが変わってきますのでご自身の環境に合ったプランをお選び下さい。
それではプランの比較表を作りましたので参考にして下さい。(下位プランのみ掲載)
項目 | スタートアップ 2GB |
スタートアップ 3GB |
スタンダード 5GB |
プレミアム 10GB |
---|---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | |||
月額料金 | 2,620円~ | 2,970円~ | 5,330円~ | 8,060円~ |
CPU2 | 2コア | 2コア | 4コア | 8コア |
メモリ | 2GB | 3GB | 5GB | 10GB |
ディスク | 150GB | 150GB | 200GB | 300GB |
リージョン | 日本 | |||
OSバージョン | Windows Server 2022 | |||
最低利用期間 | 3ヵ月 |
また、上記料金は通常価格12ヵ月契約時の料金です。
随時キャンペーンを行なっているので現在のキャンペーン価格はシンクラウドデスクトップ公式サイトをご覧ください。
シンクラウド社はエックスサーバーのグループ会社
シンクラウドデスクトップ for FXを提供しているシンクラウド社はレンタルサーバーで有名なエックスサーバーのグループ会社になります。
エックスサーバーでも最近VPSの取り扱いを始めましたが、シンクラウドデスクトップ for FXのベースはXserver VPSとなっているようです。
随時新規申し込みキャンペーンを行なっている
シンクラウドデスクトップ for FXでは新規申し込みに限りキャンペーン価格でサービスを提供しています。
この記事を書いている時点でもお試しプランが12ヵ月契約で1,834円とリーズナブルな価格となっています。
14日間の無料お試しがある
シンクラウドデスクトップ for FXでは14日間の無料お試しを利用する事ができます。
14日間利用して気に入らなければ課金せずに止める事が可能です。
Xserver VPS for Windows Serverには無料お試し期間がありませんので、無料お試しを利用されたい方はシンクラウドデスクトップ for FXを使ってみてください。
お試しプランでもMetaTrader3つ程度なら問題無さそう
実際に使用してみましたがメタトレーダーを3つ同時に稼働させたところ特に問題は無さそうでした。
その際のタスクマネージャーのスクリーンショットを載せておきますので参考にしてください。
最低利用期間が3ヵ月
シンクラウドデスクトップ for FXでは最低利用期間が3ヵ月に設定されています。
Xserver VPS for Windows Serverには最低利用期間が設定されていませんが、恐らくシンクラウドデスクトップ for FXには無料期間がある為、最低利用期間が長いのではないかと思います。
無料お試し終了後は最低3ヵ月利用しなければいけませんので注意してください。
リージョン(サーバー地域)は日本
シンクラウドデスクトップ for FXのリージョン(サーバー地域)は日本になります。
サーバー地域が日本という事は、使用するFX会社のメインサーバーが日本にあった方が有利という事です。
本サイトで紹介している海外FX会社だと、AXIORY、LandFX、TradersTrustの3社が東京にメインサーバーを置いています。(口座開設者の居住場所や口座タイプによって変わる場合があります)
その他国内のFX会社などは日本にメインサーバーを置いている会社が多いと思います。
シンクラウドデスクトップ for FXの登録(契約)方法・手順
まず最初に下記よりシンクラウドデスクトップ for FX公式サイトを開いて下さい。
申し込みページを開く
シンクラウドデスクトップ for FX公式サイトを開いたら画面右上にある「お申し込み」ボタンをクリックします。
「お申し込み」ボタンをクリックすると”初めてご利用のお客様””シン・アカウントをお持ちのお客様”と表示されている筈なので該当する方を選択します。
※ここからの説明は”初めてご利用のお客様”用に行なっていきます。
個人情報の入力
続いて個人情報の入力画面が開くので必要項目を入力していきます。
項目 | 説明 |
メールアドレス | 登録するメールアドレスを入力します。 |
パスワード | 半角8~16文字でパスワードを設定します。 |
登録区分 | 個人で契約する場合は「個人」を法人で契約する場合は「法人」を選択します。 |
名前(ご担当者様) | 氏名を漢字で入力します。 |
フリガナ | 氏名をカタカナで入力します。 |
郵便番号 | 郵便番号を半角数字で入力します。 |
住所 (都道府県、市区町村) |
都道府県名・市区町村名を入力します。 |
住所 (町域、丁目・番地) |
町名や番地などを入力します。 |
住所(建物名) | マンション・アパート・ビルにお住いの場合は名称と部屋番号を入力します。 例)シン・マンション302号室 |
電話番号 | 電話番号を半角数字で入力します。 例)090 ×××××××× |
インフォメーション メールの配信 |
キャンペーン情報などを受け取りたくない場合はチェックを外します。 |
利用規約と個人情報 の取り扱いについて |
同意する場合はチェックを入れます。 |
次へ進む | 全ての入力・選択が終わったら画面下の「次へ進む」ボタンを押します。 |
メールの確認(確認コードの入力)と電話認証
「次へ進む」をクリックすると登録メールアドレスへ確認メールが届くのでメール内にある「確認コード」を入力、「次へ進む」をクリックします。
「次へ進む」をクリックすると、先ほど入力した個人情報の確認画面が現れるので、入力内容が間違っていないか確認し「SMS・電話認証へ進む」をクリックします。
SMS・電話認証画面が開いたら「テキストメッセージで取得(SMS)」「自動音声通話で取得」どちらかを選択して「認証コードを取得する」をクリックします。
登録した電話番号にSMSが届くか電話が掛かってきますので認証コードを取得して入力します。
VPSプランの選択
SMS・電話認証が完了するとVPSプランの選択画面が表示されるので希望のものを選択していきます。
項目 | 説明 |
サーバー名 | 初めから入力されていますが、任意の文字列に変更が可能なので 希望する場合は変更して下さい。 |
プラン | 希望のプランを選択します。 |
14日間無料トライアル | 無料お試しを利用する場合はチェックを入れます。 |
サーバーの契約期間 | 契約期間を選択します。 |
高負荷通知サービス | 必要な場合はチェックを入れます。 |
Administrator パスワード |
サーバーパスワードを設定します。 |
「シン・クラウドデスクトップ for FX利用規約」に同意する |
利用規約に同意する場合はチェックを入れます。 |
お申し込み内容 を確認する |
全ての入力・選択が終わったらクリックします。 |
「お申し込み内容を確認する」をクリックするとクレジットカード登録画面が現れるので入力します。
※14日間無料トライアルはクレジットカードを登録しないと利用できません。
確認画面が表示されるので間違いが無ければ「カード情報を登録する」をクリックします。
最終確認画面が表示されるので間違いが無ければ「申し込みを完了する」をクリックします。
サーバーが構築されるまで数分~数十分掛かります。
サーバーIPアドレスの確認
次にリモートデスクトップ接続をする為の情報を取得していきます。
先ほどの申し込み完了画面にあった「契約管理トップへ」をクリックするとシンクラウドデスクトップ for FXの管理画面が開くのでサーバー項目にある「VPS管理」をクリックして下さい。(ステータスが「稼働中」になったのを確認してから開いてください)
「VPS管理」を開いたら「IPアドレス」を見付けて下さい。
これから、このIPアドレスを含め3つの情報が必要になります。
- IPアドレス
- Administrator(ユーザ名)
- 申し込み時に自分で設定したAdministratorパスワード
Windows VPSへリモート接続を行なう
続いてWindowsVPSへリモート接続します。
手順については下記ページに纏めましたのでご覧下さい。
MetaTrader4/5のダウンロードとインストール方法・手順
海外FX会社毎のMT4/5のダウンロード方法やMetaTraderのログイン情報の調べ方などを説明しています。
海外FX会社によってMT4/5のダウンロード方法やMetaTraderのログイン情報の調べ方が異なりますので参考にして下さい。
VPSへの自動ログオン・MT4/5の自動起動設定
この部分はVPSで自動売買を稼働させる上で絶対に必要という訳ではありませんが、やっておいた方が良い設定になります。
予期せぬ場合にサーバーが再起動してしまった場合、サーバーは自動でログオンを行ないませんので、ユーザーが手動でリモート接続を行なってログオンを行なうか、この自動ログオン設定を行なうかしない限りMT4/5は動き出しません。
また、自動ログオン設定を行なっていてもMT4/5が起動しなければ自動売買は当然動きません。
このWindowsサーバーへのログオン→MT4/5の起動を全て自動で行う設定手順を下記ページに纏めていますので参考にして設定を行なってみて下さい。
シンクラウドデスクトップ for FXのレイテンシー(遅延速度)
シンクラウドデスクトップ for FXのレイテンシ(遅延速度)を計測しました。
計測にはLatencyEAを使用しています。(24時間稼働させた結果です)
計測に使用したプランは一番下の「お試し」になります。
東京にメインサーバーのある海外FX会社3社(AXIORY、LandFX、TradersTrust )のメタトレーダーを使用して計測しました。
また、比較のためにMetaTrader画面右下のサーバーステータスに表示されているレイテンシ(PING値)の数値も載せておきます。
※LatencyEAは実際に注文を出して遅延速度を計測するEAです。
計測条件
- OSはWindows Server 2022
- サーバープランはお試しプラン
- 計測期間は24時間
- 3社全て同時稼働
AXIORY(MT4)
計測方法 | 平均遅延速度 | 最小遅延速度 | 最大遅延速度 |
LatencyEA (24時間稼働) |
176 ms | 78 ms | 9,359 ms |
サーバー ステータス |
9.74 ms |
TradersTrust(MT4)
計測方法 | 平均遅延速度 | 最小遅延速度 | 最大遅延速度 |
LatencyEA (24時間稼働) |
81 ms | 62 ms | 219 ms |
サーバー ステータス |
10.8 ms |
LandFX(MT4)
計測方法 | 平均遅延速度 | 最小遅延速度 | 最大遅延速度 |
LatencyEA (24時間稼働) |
313 ms | 296 ms | 375 ms |
サーバー ステータス |
232.84 ms |
自動売買が可能なおススメの海外FX会社(業者)
当サイト内にてMT4/5が使えるおススメの海外FX会社のスペックや口座開設方法を細かく説明していますのでまだFX口座をお持ちでない方、他の海外FX会社の口座を開設したい方は是非参考にして頂きたいと思います。