このページではVPSサービスConoHa for Windows ServerでMT4/5によるFX自動売買(EA)を稼働させる方法を画像付きで詳しく紹介しています。
初心者の方でも分かるように説明しているので是非参考にして下さい。
ConoHa for Windows Serverのプラン比較
まず初めにConoHa VPSのプランを紹介します。
幾つのメタトレーダー4/5(MT4/5)を同時に稼働させるか、また幾つのEAを同時に動かすのかによって選ぶVPSのスペックが変わってきますのでご自身の環境に合ったプランをお選び下さい。
尚、ConoHa VPSは1時間単位の課金になっていますので、少時間試してやっぱり他のプランにしたくなったという場合も身軽に変更が可能になっています。(1時間しか使わなければ1時間分の請求しか来ません)
特に初心者の方などはどのプランが良いか分からないと思うのでConoHa VPSでご自身に合ったプランを見付けるのも良いと思います。
それではプランの比較表を作りましたので参考にして下さい。(全7プランのうち下位5プランのみ紹介します)
※月額料金は36ヵ月契約の場合です
項目 | 1GB | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB |
---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | ||||
月額料金 | 1,239円~ | 2,505円~ | 4,940円~ | 9,741円~ | 18,368円~ |
時間料金 | 2.8円 | 5.6円 | 11.2円 | 22.3円 | 41.8円 |
CPU | 2コア | 3コア | 4コア | 6コア | 8コア |
メモリ | 1GB | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB |
ディスク | 100GB(SSD) | ||||
OSバージョン | Windows Server 2022,2019,2016 | ||||
リージョン | 東京 |
※2024年11月17日時点の料金・スペックになります。
1時間単位で利用が可能
ConoHa for Windows Serverでは時間課金に対応しているので、1時間しか利用しない場合は1時間分の料金しか請求されません。
一番下の1GBプランであれば1時間わずか2.5円で利用する事が可能です。
時間課金であれば色々なプランを試す事ができるので、ご自分の環境に合ったプランを探してみてください。
800円分の無料クーポンがもらえる
1GBプランでもMetaTrader複数稼働OK
実際に最下位プランのWin1プランを使ってみました。
MetaTrader3つ起動し、それぞれにLatencyEAと言う5分おきに注文を行なうEAを稼働させましたが全く問題ありませんでした。
その際に撮ったタスクマネージャのスクリーンショットです。
もう一つ二つメタトレーダーを起動させても大丈夫ではないかと思いますが、複数のMetaTraderを稼働させる予定の方は800円クーポンを利用して実際に確かめてみる事をおススメします。
ConoHa for Windows Serverの登録方法・手順
まず初めに下記のリンクボタンからConoHa VPS公式サイトを開いて下さい。
ConoHa VPS公式サイト
ConoHa VPS公式サイトを開いたら「今すぐお申し込み」ボタンをクリックします。
「今すぐお申し込み」をクリックするとメールアドレスとパスワードの登録画面が現れるので入力します。
サーバープランの選択
項目 | 説明 |
サービス | 「Windows Server」を選択します。 |
イメージタイプ | Windows Serverの2022/2019/2016から選択します。 |
料金タイプ | とりあえず試したい場合は「時間課金」を選択してください。 |
プラン | プランを選択します。 |
ライセンス | 「0」のままでOKです。 |
Administrator パスワード | 9文字以上で半角英数字と記号を組み合わせたパスワードを設定します。 ※設定した後はパスワード確認できませんので必ずメモしておいて下さい。 |
ネームタグ | 変更したい場合は入力します。 |
次へ | 全ての入力・選択が終わったらクリックします。 |
個人情報の登録
項目 | 説明 |
種別 | 個人で契約する場合はそのままでOKです。 |
氏名 | 契約者の氏名を入力します。 |
性別 | 契約者の性別を選択します。 |
生年月日 | 契約者の生年月日を選択します。 |
国 | 日本に住んでいる場合はそのまま「日本」を選択します。 |
郵便番号 | 現住所の郵便番号を半角数字で入力します。 |
都道府県 | 自動入力されている筈なのでそのまま。 |
市・区 | 自動入力されている筈なのでそのまま。 |
町村番号 | 市区町村名以降の住所を入力します。 |
建物名など | マンションやアパートに住んでいる場合は名称と部屋番号を入力します。 |
電話番号 | 電話番号を半角数字で入力します。 |
次へ | 全ての入力・選択が終わったらクリックします。 |
次は電話番号認証になります。
電話番号を入力して認証を行なって下さい。
認証コードが届いたら入力します。
電話認証が終わったら支払い方法を設定します。
後払いにしたい場合はクレジットカード、先払いにしたい場合はチャージを行ないます。
初めはクーポン分があるのでクレジットカードにした方が良いと思います。(後で支払い方法の変更が可能です)
支払い方法の登録が終わったら「お申し込み」をクリックします。
「お申し込み」をクリックするとサーバー構築が始まりますので暫く待ちます。(数分掛かります)
サーバーの構築が終わるとステータスが「起動中」に変わりますので、ネームタグのリンクを開きます。
ネームタグを開くとサーバー情報を確認できますが、この中のIPアドレス(IPv4)をこれから使用する事を覚えておいて下さい。
Windowsサーバーへリモート接続を行なう
続いてWindowsServerへリモート接続します。
手順については下記ページに纏めましたのでご覧下さい。
MetaTrader4/5のダウンロードとインストール方法・手順
海外FX会社毎のMT4/5のダウンロード方法やMetaTraderのログイン情報の調べ方などを説明しています。
海外FX会社によってMT4/5のダウンロード方法やMetaTraderのログイン情報の調べ方が異なりますので参考にして下さい。
VPSへの自動ログオン・MT4/5の自動起動設定
この部分はVPSで自動売買を稼働させる上で絶対に必要という訳ではありませんが、やっておいた方が良い設定になります。
予期せぬ場合にサーバーが再起動してしまった場合、サーバーは自動でログオンを行ないませんので、ユーザーが手動でリモート接続を行なってログオンを行なうか、この自動ログオン設定を行なうかしない限りMT4/5は動き出しません。
また、自動ログオン設定を行なっていてもMT4/5が起動しなければ自動売買は当然動きません。
このWindowsサーバーへのログオン→MT4/5の起動を全て自動で行う設定手順を下記ページに纏めていますので参考にして設定を行なってみて下さい。
ConoHa for Windows Serverのレイテンシー(遅延速度)
ConoHa for Windows Serverのレイテンシ(遅延速度)を計測しました。
計測にはLatencyEAを使用しています。(24時間稼働させた結果です)
計測に使用したプランは一番下の「1GB」になります。
東京にメインサーバーのある海外FX会社3社(AXIORY、LandFX、TradersTrust)のメタトレーダーを使用して計測しました。
また、比較のためにMetaTrader画面右下のサーバーステータスに表示されているレイテンシ(PING値)の数値も載せておきます。
※LatencyEAは実際に注文を出して遅延速度を計測するEAです。
最終計測日:2024年5月14日
計測条件
- OSはWindows Server 2022
- サーバープランは1GBプラン
- 計測期間は24時間
- 3社全て同時稼働
AXIORY(MT4)
計測方法 | 平均遅延速度 | 最小遅延速度 | 最大遅延速度 |
LatencyEA (24時間稼働) |
141ms | 78 ms | 844 ms |
サーバー ステータス |
16.01 ms |
TradersTrust(MT4)
計測方法 | 平均遅延速度 | 最小遅延速度 | 最大遅延速度 |
LatencyEA (24時間稼働) |
126 ms | 93 ms | 391 ms |
サーバー ステータス |
17.9 ms |
LandFX(MT4)
計測方法 | 平均遅延速度 | 最小遅延速度 | 最大遅延速度 |
LatencyEA (24時間稼働) |
300 ms | 281 ms | 360 ms |
サーバー ステータス |
238.88 ms |
自動売買が可能なおススメの海外FX会社(業者)
当サイト内にてMT4/5が使えるおススメの海外FX会社のスペックや口座開設方法を細かく説明していますのでまだFX口座をお持ちでない方、他の海外FX会社の口座を開設したい方は是非参考にして頂きたいと思います。