このページではVPSサービスのXserver VPS for Windows ServerでMT4/5によるFX自動売買(EA)を稼働させる方法を画像付きで詳しく紹介しています。
初心者の方でも分かるように説明しているので是非参考にして下さい。
Xserver VPS for Windows Serverのプラン比較
Xserver VPS for Windows Serverのプランを紹介します。
幾つのメタトレーダー4/5(MT4/5)を同時に稼働させるか、また幾つのEAを同時に動かすのかによって選ぶVPSのスペックが変わってきますのでご自身の環境に合ったプランをお選び下さい。
それではプランの比較表を作りましたので参考にして下さい。
項目 | 2GBプラン | 4GBプラン | 8GBプラン | 16GBプラン |
---|---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | |||
月額料金 | 1,980円~ | 3,960円~ | 7,920円~ | 1,5840円~ |
CPU | 3コア | 4コア | 6コア | 8コア |
メモリ | 2GB | 4GB | 8GB | 16GB |
ディスク | 100GB | |||
リージョン | 日本 | |||
OSバージョン | Windows Server 2022,2019,2016 | |||
最低利用期間 | 申し込み初月末まで |
また、上記料金は通常価格36ヵ月契約時の料金です。
随時キャンペーンを行なっているので現在のキャンペーン価格はXserver VPS公式サイトをご覧ください。
エックスサーバーの信頼度は抜群
レンタルサーバーで有名なエックスサーバーですが、VPSの取り扱いを始めました。
ウェブサイトを運営している人なら一度はエックスサーバーを利用した事があるのでないでしょうか。
私も15年以上エックスサーバーを使用していますが非常に安定していますし信頼度はかなり高いと思います。
随時キャッシュバックキャンペーンを行なっている
Xserver VPS for Windows Serverでは随時キャッシュバックキャンペーンを行なっており、非常にリーズナブルな価格で利用を開始する事ができます。
この記事を書いている時点でも、2GBプラン36ヵ月契約だと実質月額が1,386円で契約が可能となっています。(12ヵ月契約だと1,672円)
一ヵ月契約だとキャンペーンは適用外なので、出来れば12ヵ月以上の契約をしたいところです。
最下位プランでもスペックが高い
Xserver VPS for Windows Serverでは、一番安いプランでも3コア、メモリ2GBとスペックが高めになっています。
このスペックならMetaTrader2~3個・EA複数は余裕で大丈夫だと思います。
ただ逆に言うとMetaTrader1つ、EA1つのようなライトな使い方の場合はオーバースペックとなりお金を無駄にしてしまう可能性があります。
ライトな使い方をする方はもっと安いプランのある会社を選択した方が良いかもしれないですね。
本サイトで紹介しているVPS会社のWindows VPSの最安が2コアメモリ1GBで月額900円強です。
36ヵ月契約が可能であれば月額1,386円(2024年3月現在)なのでスペックを考えたらXserver VPS for Windows Serverを契約してしまうのは全然アリだと思います。
最安の2GBプランでMetaTraderを同時に3つ稼働させた状態のタスクマネージャのスクリーンショットを載せておきますので参考にして下さい。
リージョン(サーバー地域)は日本
Xserver VPS for Windows Serverのリージョン(サーバー地域)は日本になります。(具体的な都市名に関してはセキュリティの都合上、非公開だそうです)
サーバー地域が日本という事は、使用するFX会社のメインサーバーが日本にあった方が有利という事です。
本サイトで紹介している海外FX会社だと、AXIORY、LandFX、TradersTrustの3社が東京にメインサーバーを置いています。(口座開設者の居住場所や口座タイプによって変わる場合があります)
その他国内のFX会社などは日本にメインサーバーを置いている会社が多いと思います。
Xserver VPS for Windows Serverの登録(契約)方法・手順
まず最初に下記よりXserver VPS for Windows Server公式サイトを開いて下さい。
Xserver VPS for Windows Server
申し込みページを開く
Xserver VPS for Windows Server公式サイトを開いたら画面右上にある「お申し込み」ボタンをクリックします。
「お申し込み」ボタンをクリックすると”初めてご利用のお客様””Xserverアカウントをお持ちのお客様”と表示されている筈なので該当する方を選択します。
※ここからの説明は”初めてご利用のお客様”用に行なっていきます。
個人情報の入力
続いて個人情報の入力画面が開くので必要項目を入力していきます。
項目 | 説明 |
メールアドレス | 登録するメールアドレスを入力します。 |
パスワード | 半角8~16文字でパスワードを設定します。 |
登録区分 | 個人で契約する場合は「個人」を法人で契約する場合は「法人」を選択します。 |
名前(ご担当者様) | 氏名を漢字で入力します。 |
フリガナ | 氏名をカタカナで入力します。 |
郵便番号 | 郵便番号を半角数字で入力します。 |
住所 (都道府県、市区町村) |
都道府県名・市区町村名を入力します。 |
住所 (町域、丁目・番地) |
町名や番地などを入力します。 |
住所(建物名) | マンション・アパート・ビルにお住いの場合は名称と部屋番号を入力します。 例)エックスマンション302号室 |
電話番号 | 電話番号を半角数字で入力します。 例)090 ×××××××× |
インフォメーション メールの配信 |
キャンペーン情報などを受け取りたくない場合はチェックを外します。 |
利用規約と個人情報 の取り扱いについて |
同意する場合はチェックを入れます。 |
次へ進む | 全ての入力・選択が終わったら画面下の「次へ進む」ボタンを押します。 |
メールの確認(確認コードの入力)と電話認証
「次へ進む」をクリックすると登録メールアドレスへ確認メールが届くのでメール内にある「確認コード」を入力、「次へ進む」をクリックします。
「次へ進む」をクリックすると、先ほど入力した個人情報の確認画面が現れるので、入力内容が間違っていないか確認し「電話認証へ進む」をクリックします。
電話認証画面が開いたら「認証コードを取得する」をクリックします。
登録した電話番号に電話が掛かってきますので認証コードを取得して入力します。(発信元はアメリカでした)
VPSプランの選択
電話認証が完了するとVPSプランの選択画面が表示されるので希望のものを選択していきます。
項目 | 説明 |
VPS種類の選択 | Windows VPSを使用する場合は「Windowsサーバーのお申し込み」 にチェックが入っている事を確認して下さい。 |
サーバー名 | 初めから入力されていますが、任意の文字列に変更が可能なので 希望する場合は変更して下さい。 |
プラン | 希望のプランを選択します。 ストレージの増設はMetaTraderを動かすだけなら必要ありません。 |
サーバーの契約期間 | 契約期間を選択しますが、契約期間によってキャッシュバック 金額が変わるので注意して下さい。 |
イメージタイプ | 「Windows Server」にチェックが入っていると思いますがそのままで大丈夫です。 バージョンも最新のものが選択されている筈なのでそのままで大丈夫です。 |
ライセンス | ライセンスはMetaTraderを動かすだけなら必要ありません、 |
Administrator パスワード |
サーバーパスワードを設定します。 |
利用規約の同意 | 利用規約に同意する場合はチェックを入れます。 |
お申し込み内容 を確認する |
全ての入力・選択が終わったらクリックします。 |
「お申し込み内容を確認する」をクリックすると確認画面が表示されるので間違いが無いか確認し「お支払いへ進む」をクリックします。
「お支払いへ進む」をクリックすると支払い方法の選択画面が現れるので希望のものを選択し「決済画面へ進む」をクリックします。
クレジットカードを選択し「決済画面へ進む」をクリックするとカード情報の入力画面が開くので入力して「確認画面へ進む」をクリックします。
「確認画面へ進む」をクリックすると確認画面が表示されるので間違いが無ければ「支払いをする」をクリックします。
「支払いをする」をクリックするとこのような画面になり申し込み手続きが完了します。
サーバーIPアドレスの確認
次にリモートデスクトップ接続をする為の情報を取得していきます。
先ほどの支払い完了画面にあった「トップへ戻る」をクリックするとエックスサーバーVPSの管理画面が開くのでサーバー項目にある「VPS管理」をクリックして下さい。
「VPS管理」を開いたら「IPアドレス」を見付けて下さい。
これから、このIPアドレスを含め3つの情報が必要になります。
- IPアドレス
- Administrator(ユーザ名)
- 申し込み時に自分で設定したAdministratorパスワード
Windows VPSへリモート接続を行なう
続いてWindowsVPSへリモート接続します。
手順については下記ページに纏めましたのでご覧下さい。
MetaTrader4/5のダウンロードとインストール方法・手順
海外FX会社毎のMT4/5のダウンロード方法やMetaTraderのログイン情報の調べ方などを説明しています。
海外FX会社によってMT4/5のダウンロード方法やMetaTraderのログイン情報の調べ方が異なりますので参考にして下さい。
VPSへの自動ログオン・MT4/5の自動起動設定
この部分はVPSで自動売買を稼働させる上で絶対に必要という訳ではありませんが、やっておいた方が良い設定になります。
予期せぬ場合にサーバーが再起動してしまった場合、サーバーは自動でログオンを行ないませんので、ユーザーが手動でリモート接続を行なってログオンを行なうか、この自動ログオン設定を行なうかしない限りMT4/5は動き出しません。
また、自動ログオン設定を行なっていてもMT4/5が起動しなければ自動売買は当然動きません。
このWindowsサーバーへのログオン→MT4/5の起動を全て自動で行う設定手順を下記ページに纏めていますので参考にして設定を行なってみて下さい。
Xserver VPS for Windows Serverのレイテンシー(遅延速度)
Xserver VPS for Windows Serverのレイテンシ(遅延速度)を計測しました。
計測にはLatencyEAを使用しています。(24時間稼働させた結果です)
計測に使用したプランは一番下の「2GB」になります。
東京にメインサーバーのある海外FX会社3社(AXIORY、LandFX、TradersTrust )のメタトレーダーを使用して計測しました。
また、比較のためにMetaTrader画面右下のサーバーステータスに表示されているレイテンシ(PING値)の数値も載せておきます。
※LatencyEAは実際に注文を出して遅延速度を計測するEAです。
計測条件
- OSはWindows Server 2022
- サーバープランは2GBプラン
- 計測期間は24時間
- 3社全て同時稼働
AXIORY(MT4)
計測方法 | 平均遅延速度 | 最小遅延速度 | 最大遅延速度 |
LatencyEA (24時間稼働) |
178 ms | 78 ms | 4,812 ms |
サーバー ステータス |
9.71 ms |
TradersTrust(MT4)
計測方法 | 平均遅延速度 | 最小遅延速度 | 最大遅延速度 |
LatencyEA (24時間稼働) |
110 ms | 78 ms | 406 ms |
サーバー ステータス |
11.73 ms |
LandFX(MT4)
計測方法 | 平均遅延速度 | 最小遅延速度 | 最大遅延速度 |
LatencyEA (24時間稼働) |
309 ms | 281 ms | 407 ms |
サーバー ステータス |
230.48 ms |
自動売買が可能なおススメの海外FX会社(業者)
当サイト内にてMT4/5が使えるおススメの海外FX会社のスペックや口座開設方法を細かく説明していますのでまだFX口座をお持ちでない方、他の海外FX会社の口座を開設したい方は是非参考にして頂きたいと思います。