このページではCentOS(セントオーエス)の便利な使い方やコマンドなどを紹介しています。
CentOSの画面をロックしないようにする設定
CentOS7(MATE)の画面ロック設定
デフォルトでだと恐らく無操作5分でロックされる設定になっていると思いますが、このロックになるまでの時間の変更、またはロックしないようにする設定方法をご紹介します。
まず画面上部の「システム」をクリックし、開いたメニューから「コントロールセンター」を選択します。
次にコントロールセンター内の「ルック&フィール」にある「スクリーンセーバー」をクリックします。
スクリーンセーバーの設定画面が開くので、ロックしないようにするには、「アイドル状態になったらスクリーンセーバーを起動する」と「スクリーンセーバーを起動したら画面をロックする」2個所のチェックを外します。
ロックするまでの時間を変更したい場合は「アイドル状態になるまでの時間」で調整して下さい。
終わったら画面下にある「電源管理」をクリックして下さい。
電源管理を開いたら「AC電源使用時」の「アクション」「ディスプレイ」どちらも「しない」に設定します。
以上でCentOS(MATE)の画面をロックしないようにする設定は終わりです。
CentOS7(GNOME)の画面ロック設定
デフォルトでだと恐らく無操作5分でロックされる設定になっていると思いますが、このロックになるまでの時間の変更、またはロックしないようにする設定方法をご紹介します。
まずデスクトップ画面左上の「アプリケーション」をクリックし、開いたメニューから「システムツール」にマウスを合わせ「設定」を選択します。
設定画面を開いたら左メニュー「プライバシー」を開き「画面ロック」をクリックします。
「画面ロック」画面にある「自動画面ロック」を「オフ」に切り替えて下さい。
「オフ」に切り替えたら「画面ロック」ページを閉じて、左メニューから「電源管理」を開き、「ブランクスクリーン」を「しない」に変更して下さい。
以上でCentOS7(GNOME)の画面をロックしないようにする設定は終わりです。
CentOS8(GNOME)の画面ロック設定
デフォルトでだと恐らく無操作5分でロックされる設定になっていると思いますが、このロックになるまでの時間の変更、またはロックしないようにする設定方法をご紹介します。
デスクトップ画面で「右クリック→設定」で設定画面を開き、左メニューの「Privacy」を選択します。
「Privacy」を開いたら「画面ロック」をクリックして下さい。
「画面ロック」を開くと下の画面が開くので「自動画面ロック」をオフにして下さい。
次に設定画面左メニューの「Power」を選択し、ブランクスクリーンの「5分」と書かれた場所をクリックします。
ブランクスクリーンになる時間を「5分」から「しない」に変更します。
これで画面がロックされなくなります。
以上でCentOS8(GNOME)の画面をロックしないようにする設定は終わりです。
CentOSで日本語入力する設定
CentOS7(MATE)で日本語入力する設定
CentOSの初期状態では「半角/全角キー」を押しても日本語入力ができません。
ここでは日本語入力する方法をご紹介しています。
最初に画面上部の「システム」を右クリックし、開いたメニューから「メニューの編集」を選択します。
開いた画面の左メニューにある「設定」を選択し、真ん中のアイテム内にある「IBusの設定」にチェックを入れこの画面を閉じます。
次に画面上部の「システム」をクリックし、開いたメニューから「コントロールセンター」を選択します。
コントロールセンターを開いたら「その他」にある「IBusの設定」をクリックします。
「IBusの設定」をクリックすると「IBusデーモンが実行されていません。起動しますか?」と表示されるので、「はい」を選択します。
「はい」をクリックすると下の画面が表示されますが「OK」をクリックします。
export GTK_IM_MODULE=ibus
export XMODIFIERS="@im=ibus"
export QT_IM_MODULE=ibus
「OK」をクリックするとIBusの設定画面が開きますが閉じて構いません。
デスクトップ画面右上にキーボードのようなアイコンが表示されるようになるのでクリックし「日本語 - Kana Kanji」を選択します。
「日本語 - Kana Kanji」を選択するとキーボードのアイコンが「あ」のアイコンに変わる筈です。
これで日本語入力が出来るようになったので、文字入力可能な場所で「半角/全角キー」を押して切り替えてみて下さい。
実はこれで完了ではありません。
今のこの状態でOSを再起動するとまたIBusが停止してしまいます。
ですのでOSの起動時にIBusが自動起動するように設定を行ないます。
IBusの自動起動
まず画面上部の「システム」をクリックし、開いたメニューから「コントロールセンター」を選択します。
コントロールセンターを開いたら、「ユーザ向け」にある「自動起動するアプリ」をクリックします。
開いた設定画面の「+追加」をクリックします。
自動起動するプログラムの追加画面が開くので必要事項を入力します。
まず名前の項目は任意なので好きな名前を入力して下さい。(ここではIBusとしました)
次にコマンド欄には下のコマンドを入力して下さい。
最後の説明欄は入力の必要がないので空欄のままで結構です。
名前とコマンドを入力したら「+追加」をクリックします。
これで、OSの再起動時にIBusが自動起動し、日本語入力を行なえるようになる筈です。
再起動を行ない確認してみて下さい。
CentOS7(GNOME)で日本語入力する設定
CentOSの初期状態では「半角/全角キー」を押しても日本語入力ができません。
日本語入力するには、まずデスクトップ画面左上の「アプリケーション」をクリックし、開いたメニューから「システムツール」にマウスを合わせ「設定」を選択します。
設定画面を開いたら左メニュー「地域と言語」を開き「入力ソース」に「日本語(かな漢字)」が表示されているか確認します。(本サイトの手順通りに行った場合は表示されていると思います)
「日本語(かな漢字)」が表示されていない場合は左下の「+」をクリックします。
「入力ソースの追加」画面が開くので一覧から「日本語」を探しクリックします。
次の画面で「日本語(かな漢字)」を選択し「追加」ボタンをクリックして下さい。
設定画面を閉じてデスクトップ画面右上にある「ja」をクリックし「日本語(かな漢字)」をクリックします。
これで「半角/全角キー」で切り替えが出来るようになった筈です。
CentOS8(GNOME)で日本語入力する設定
CentOSの初期状態では「半角/全角キー」を押しても日本語入力ができません。
日本語入力するには、まずデスクトップ画面上で右クリックし「設定」を開きます。
設定画面を開いたら左メニュー「Region & Language」を開き「入力ソース」に「日本語(かな漢字)」が表示されているか確認します。(本サイトの手順通りに行った場合は表示されていると思います)
「日本語(かな漢字)」が表示されていない場合は左下の「+」をクリックします。
「入力ソースの追加」画面が開くので一覧から「日本語」を探しクリックします。
次の画面で「日本語(かな漢字)」を選択し「追加」ボタンをクリックして下さい。
設定画面を閉じてデスクトップ画面右上にある「ja」をクリックし「日本語(かな漢字)」をクリックします。
これで「半角/全角キー」で切り替えが出来るようになった筈です。
CentOSでアプリを自動起動する設定
CentOS7(MATE)でアプリを自動起動する設定
CentOS(MATE)の起動と同時に特定のアプリを自動起動する方法を紹介します。
まず初めにデスクトップにある自動起動したいアプリを右クリックし「プロパティ」を開きます。
プロパティを開いたら「コマンド」をコピーします。
コマンドのコピーが終わったらプロパティを閉じて、画面上部の「システム」をクリックし、開いたメニューから「コントロールセンター」を選択します。
コントロールセンターを開いたら、「ユーザ向け」にある「自動起動するアプリ」をクリックします。
開いた設定画面の「+追加」をクリックします。
自動起動するプログラムの追加画面が開くので必要事項を入力します。
項目 | 説明 |
名前(N) | 任意なので自由に名前を設定 |
コマンド(M) | 先程コピーしたコマンドを貼り付け |
説明(E) | 特に必要ないので空欄でOK |
+追加 | 名前とコマンドを入力したらクリック |
これで自動起動の設定が完了しましたので再起動しアプリが自動起動するか確認して下さい。
CentOS7(GNOME)でアプリを自動起動する設定
CentOS7(GNOME)の起動と同時に特定のアプリを自動起動する方法を紹介します。
まず初めにデスクトップにある自動起動したいアプリを右クリックし「プロパティ」を開きます。
プロパティを開いたら「コマンド」をコピーします。
コマンドのコピーが終わったらプロパティを閉じて、デスクトップ画面上の空いている場所で右クリック→「端末を開く」を開きます。
ターミナルが起動したと思いますが、下記のコマンドを実行して下さい。
gnome-session-properties |
コマンドを実行すると「Startup Applications Preferences」画面が開くので「追加」をクリックします。
自動起動するプログラムの追加画面が開くので必要事項を入力します。
項目 | 説明 |
名前(N) | 任意なので自由に名前を設定 |
コマンド(M) | 先程コピーしたコマンドを貼り付け |
説明(E) | 特に必要ないので空欄でOK |
追加 | 名前とコマンドを入力したらクリック |
これで自動起動の設定が完了しましたので再起動しアプリが自動起動するか確認して下さい。
CentOS8(GNOME)でアプリを自動起動する設定
CentOS8(GNOME)の起動と同時に特定のアプリを自動起動する方法を紹介します。
まず初めに画面左上の「アクティビティ」をクリックし、「ファイル」アイコンを開きます。
「ファイル」を開いたら「デスクトップ」フォルダを開きます。
「デスクトップ」フォルダを開くと、「(FX会社名) MT4.desktop」という名前のファイルがある筈なのでファイル上で右クリックし「コピー」して下さい。
「コピー」したら一つ上(ホーム)に戻り、検索窓に「gnome-session」と入力し、表示された「gnome-session」フォルダを開きます。
次の画面にある「saved-session」フォルダも開きます。
「saved-session」フォルダを開いたら先ほどコピーした「(FX会社名) MT4.desktop」ファイルをペーストして下さい。
これで自動起動の設定が完了しましたので再起動しアプリが自動起動するか確認して下さい。
CentOSコマンド
Chrome
CentOSではデフォルトでForefoxがインストールされていますが、Chromeを使いたい方もいると思うのでこちらのコマンドからインストールして下さい。
Google Chromeリポジトリを追加
vi /etc/yum.repos.d/google-chrome.repo |
上記コマンドを実行したらキーボードの「i」を押して編集モードにし、下記をコピーペーストします。
[google-chrome] name=google-chrome baseurl=http://dl.google.com/linux/chrome/rpm/stable/x86_64 enabled=1 gpgcheck=1 gpgkey=https://dl-ssl.google.com/linux/linux_signing_key.pub |
コピーペーストしたら、キーボードの「Esc」を押して編集モードを終了し「:wq」と入力しエンターを押します。
Google Chormeのインストール
最後にこのコマンドを実行すればGoogle Chormeのインストールは完了です。
yum install -y google-chrome-stable |
Chromium
yum install chromium |
スピードテスト
pipのインストール
yum -y install python3-pip pip3 install pip --upgrade |
使用するVPSサービスによっては、1行目の「yum install python-pip」でエラーが発生する場合があります。
その際は下記のコマンドを実行してから再度行なってみて下さい。
yum install epel-release |
speedtest-cliのインストール
pip3 install speedtest-cli |
スピード計測
speedtest-cli |
サーバー一覧を取得
speedtest --list |
サーバーを指定してスピードを計測
speedtest-cli --server 12345 |
取得したサーバーから指定してスピードを計測できる(数字部分はサーバー番号なので変更が必要)
サーバーを指定してスピードを計測・画像を発行する
speedtest-cli --server 12345 --share |
rootパスワード変更
passwd |
CentOSのバージョン確認
cat /etc/redhat-release |